この記事でわかること
- 併売で地味に面倒なのは、モールごとの「文章の手直し」
- Amazonのタイトルが長くなりがちな理由
- ヤフーショッピングには、タイトルの文字数上限がある
- 実体験:タイトルの手直しを、商品の数だけ繰り返す大変さ
- なぜAIに自由に書き換えさせないのか。「引き算」を最優先にする理由
- もう一つの地味な手間:モールごとに変えたい説明文の冒頭と末尾
Amazonで中古品を扱いながら、ヤフーショッピングへの併売を考えたことがある方なら、一度は感じたことがあるかもしれません。「Amazon用に作った情報を、そのままヤフーに使い回せたら楽なのに」と。ですが、実際にやってみると、地味に面倒な壁にぶつかります。今回は、その壁のひとつである「タイトル」の問題について、実体験をもとにお話しします。
併売で地味に面倒なのは、モールごとの「文章の手直し」
併売ツールを使うと、Amazonに登録済みの情報をヤフー側にも引っ張ってきてくれます。便利な機能ですが、そのまま使えるかというと、実はそうとも限りません。商品の状態を説明する本文はそのまま使い回せても、タイトルや、説明文の冒頭・末尾部分は、モールごとに事情が異なるからです。今回はまず、タイトルの問題から見ていきます。
Amazonのタイトルが長くなりがちな理由
Amazonの商品タイトルは、他のモールと比べても長くなりがちです。SEO対策の意味もあってか、商品名だけでなく、サイズ、重量、対象年齢(「子供向け」など)、用途といった情報まで、タイトルの中に詰め込まれているケースをよく見かけます。

Amazon内で検索されやすくするための工夫としては理解できますが、この長いタイトルを、そのまま別のモールに持っていこうとすると、別の問題が発生します。
ヤフーショッピングには、タイトルの文字数上限がある
ヤフーショッピングの商品名は全角75文字(半角150文字)以内。SEO的には全角30文字前後が理想とされています。
ヤフーショッピングの商品名は、全角75文字(半角150文字)以内という上限が公式に定められています。さらにSEOの観点では、全角30文字前後に収めるのが望ましいとされており、平均よりも長いタイトルは検索の評価で不利になるとも言われています。
つまり、Amazon用に作り込んだタイトルをそのまま使おうとすると、①そもそも上限文字数に収まらず登録できない、②収まったとしても長すぎて検索評価が不利になる、という2つの問題が同時に起こり得るということです。

実体験:タイトルの手直しを、商品の数だけ繰り返す大変さ
私自身、以前は併売のために別のツールを使っていました。中古品を扱っているため、コンディション画像はAmazon登録済みのものをうまく使い回せず、併売のたびに登録し直す必要がありました。この点は、以前のブログでも触れた通りです。
コンディションの説明文自体は、Amazonに登録済みの文章がある程度反映されたので、まだ助かっていました。ですが、地味に大変だったのがタイトルの修正です。ツールがAmazonの商品タイトルを引っ張ってきてくれるのはいいのですが、そのタイトルが先ほど説明した通り長すぎるうえ、サイズや重量、対象年齢といった、タイトルとしての重要度が低いであろう文言まで含まれています。ヤフーにそのまま登録しようとすると文字数オーバーで登録できなかったり、内容として明らかに不要な文言が残ったままになったりするため、結局、商品の数だけ手動で確認し、手直しする必要がありました。
それでも、その手間をかけてでもツールを使わないよりはずっとマシではあったのですが、作業をしながら「これ、何とかならないものかな」といつも思っていたのを覚えています。
なぜAIに自由に書き換えさせないのか。「引き算」を最優先にする理由
この経験から、フリダムのAIタイトル最適化機能は、ひとつの設計思想のもとに作られています。それは、AIに自由にタイトルを生成させることを主目的にしない、ということです。
AIには得意な領域と、あまり得意ではない領域があります。タイトルの自由な書き換えは、実はAIが不得意な領域に入りやすい作業です。AIが「良かれ」と思って生成したタイトルが、必ずしもユーザーの意図した通りになるとは限りません。むしろ、狙っていたキーワードが消えてしまったり、不自然な言い回しになってしまったりするリスクのほうが目立ちます。
そこでフリダムのAIタイトル最適化は、「引き算」を最優先するロジックで設計されています。具体的には、まず重要度が低いと判断されるワード(商品のサイズや重量、対象年齢を示す言葉など)から削除していき、ヤフー側の文字数に収めます。そのうえで、必要に応じてSEO的に有利なワードへの差し替えを行う場合もありますが、基本的にはAmazonのタイトルをできるだけそのまま活かす方向で調整する設計です。地味な機能に見えるかもしれませんが、これを商品の数だけ毎回手作業で行うことを考えると、時短効果は決して小さくありません。
もう一つの地味な手間:モールごとに変えたい説明文の冒頭と末尾
タイトルと同じくらい地味に面倒だったのが、コンディション説明文の冒頭と末尾の扱いです。商品そのものの状態説明はモールが変わっても同じ内容で問題ありませんが、「FBAより発送します」「送料は無料です」「対応可能な支払い方法」「返品時の対応」といった案内文は、モールごとに事情が異なります。
どのモールでも同じ文章で済ませてしまえば手間は減りますが、クレーム防止やお客様の満足度、評価のことを考えると、モールごとに丁寧な専用の文章にしておきたいと考えるセラーは多いはずです。私自身もそう考えるタイプで、結果として併売登録のたびに、この冒頭・末尾部分を手直しする手間が発生していました。

フリダムでは、Amazon用のコンディション説明文自体が、もともと「ヘッダー+本文(状態説明)+フッター」という構造で作られる仕組みになっています。本文にあたる商品状態の説明は共通のまま、併売登録の際にはヘッダーとフッターだけを自動で入れ替える形で完成します。ヘッダーとフッターはモールごとに一度設定しておけば、以降は自動で反映されるため、丁寧なモール専用の文章を保ちながら、都度の手直しからは解放されます。こうした手間も含めてヤフー併売そのものを始めるかどうかの判断をする際の材料にしてみてください。
よくある質問
- ヤフーショッピングの商品名は何文字まで登録できますか?
-
全角75文字までです。Amazonのタイトルをそのままコピーすると、この上限を超えてしまうことがよくあります。
- なぜAmazonのタイトルは長くなりがちなのですか?
-
Amazon内のSEOや商品情報の網羅性を意識して、型番・容量・カラーなど複数の情報を詰め込む慣習があるためです。
- なぜAIに自由にタイトルを書き換えさせないのですか?
-
自由な書き換えは情報の欠落や誤変換のリスクがあるためです。元の情報を残しながら不要な部分だけを削る「引き算」の発想を優先しています。
まとめ
Amazonのタイトルは長くなりがちで、そのままヤフーショッピングに使おうとすると、文字数上限に収まらない、あるいはSEO上不利になるという問題が起こります。フリダムのAIタイトル最適化は、AIによる自由な生成ではなく「引き算」を最優先にすることで、この問題に対応しています。あわせて、コンディション説明のヘッダー・フッターをモールごとに自動で差し替える仕組みも用意しており、丁寧な文章を保ちながら併売登録の手間を減らせるようになっています。
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